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卒業生:インタビュー

― 葵に入学を決めた理由は?

A 親から「あなたに合っているんじゃない?」と言われ話を聞きに行きました。
他の学校も見学しましたが、直感的に何か合わないと思っていました。

― 入学する前の葵のイメージってどんなだった?

A 他の通信制は派手、ギャル。でも葵は真面目、制服も自由でなんちゃって制服。年齢もばらばらだし、卒業生は同じくらいというイメージ。

― 入学する前に一番気がかりだったことは?

A 通信制は派手なイメージ。学校辞めた人とかいそうで、自分は友達できるかな?と思っていました

― 一番気になっていたことは入学してからどう変わっていった?

A 先生とか、趣味の合う子と話したらどんどん友達が増えて変わっていきました。
実は、こんなに自分がしゃべれる人間とは思っていなかったです。中学とは想像もつかないくらい、葵では違う学校生活を送れていました。
中学のころは授業の最後までいなかったんです。みんなでやるとか、行事が嫌い。
人と関わらなきゃいけないのが、きつかった。ただ勉強して帰るだけでしたが、葵で変わりました。
あと、まさか映画作りに参加すると思っていなかったです。

― 入学する前と入学してから葵のイメージは変わった?

A 1年の時、チューター席にギャルがいて、見た目で先入観を持っていましたが、選択授業の時に優しくしてくれたんです。
また、球技大会時にギャルっぽい3年生にボールをぶつけてしまったんですが、優しく「大丈夫」と言ってくれたから安心しました。
卒業式にも最後に会いに行ったくらいです。

― 制服のある風景・映画撮影について

A 大変なことが多かったけど、それ以上に楽しかったです。やらなかったら関わらなかった生徒もいたし、やってよかったなぁと思います。
セリフを覚えるのが大変で、当日にセリフが変わったり、演じてるのに変わったり、カメラ目線に困ったり。
忙しかったけど白井ちゃん(役名)にハマりました。

― 葵に入って自分自身でここが変わった、成長したなと思うところは?

A 中学ではぺちゃくちゃしゃべらない、当てられて答えらたことがない、発言とかできなかったし。
それが葵ではできるようになりました。意見も言える。
進路のための面接練習とかも、やらなければ本番もきっとうまくできなかった。やったほうがいいですね。
あと一度決めたら決める、これと決めたらこれと考えられるようになりました。

― 葵での友人関係はどんな?

A 自分は週5コースだったから、レポートのこととか、先生に言えばすぐ教えてもらえたんですが、でも友達の登校コースは金曜で、1年生のときは月~木は一人で寂しかったです。

― 葵学園に対して一言

A 朝から晩まで、授業は出席率100%じゃないと卒業できないと思っていました。
負けず嫌いなのでイライラしてきて、できるまでやっても、どこで心が折れる。
夜中にへこんで、SNSの裏アカでめちゃくちゃ愚痴を言って、吐き出してすっきりして、でも次の日に我に返って消したりして。
自分の思ってることを言いたいという気持ちはありますよ。でもよく知ってる友達にしか言いたくない。
そういう全てをぶちまけられる友達が、高校で出来ると思っていなかったです。
あと、中学の先生とは話をしませんでしたが、葵の先生は日常の話でも趣味の話でも聞いてくれました。
フツーの学校の担任とかにはプライベートのこととか話さないですよね。

― これから入学してくる方たちへ一言

A 友達できるかとか心配だったけどちゃんとできるし、先生も話を聞いてくれるし、そんなに固くならなくてもいいよ。
でも時間の使い方は考えた方がいい。課題のために忙しいけどみんな頑張ってる。課題が終わるか終らないかで最後追い込むことになるのがいやだから、私は1年の時に毎日登校して15時までいました。

― 映画を撮る方たちへ一言

A アドバイスになるかどうかだけど…
わからなかったことがあったら周りにどんどん聞いたほうがいいです。教えてもらえます。